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富士山噴火の3つのシナリオ解説

2019年08月03日
災害 0


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富士山の噴火でどうなるか

毎年、夏休みには富士山に登る方がたくさんいますよね。

富士山をググるとウィキペディアに
『富士山は、静岡県と、山梨県にまたがる活火山である』と紹介されてます。

僕が小さかった頃は、富士山は休火山と習っていましたが、休火山や死火山という分類自体が無くなっているそうです。
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ともかく、富士山は、間違いなく活火山なんです。

そして、富士山の噴火は、いつ起こっても不思議じゃないそうです。

今回は、放送された番組から、
富士山噴火の3つのシナリオを紹介します。
(番組の備忘録に近いんで、時間のある方は見て下さい。)

リンク(1時間以上の動画ですが、番組自体は45分です。)

富士山噴火


さて、富士山噴火の3つのシナリオとは

①兆候が出てから数時間で大噴火。

②大噴火で富士山そのものが消えてなくなる。

③巨大カルデラ噴火で日本喪失。

です。

以下の文章で、(かっこ)で括った言葉は、僕の感じた事です。

イラっとしたら、スルーでお願いします。



第1のシナリオ
①兆候が出てから数時間で大噴火

富士山は、1707年の宝永の噴火以来、噴火していません。
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「(宝永の)噴火は16日間続き、富士山から100キロ離れた江戸で火山灰が振り、明かりが必要だった」と
新井白石さんが書いてるそうです。


そこで現在の富士山の下を電気探査で調べると、
地下25キロにマグマがありました。
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○この富士山の地下にあるマグマというのは、日本で1番サラサラしている玄武岩のマグマです。

つまり、日本で1番動きの速いマグマな訳ですよね。

富士山と同じ玄武岩で出来たマグマの事例として、
インド洋のレユニオン島の噴火があります。

レユニオン島の噴火では地下10キロで地震が起こり、25分後にはマグマが吹き上がりました。

これほど短時間で噴火する可能性があるにも関わらず、
○富士山のマグマは、どこから噴出するか予測不能です。

2200年前に山頂で噴火してからは、富士山は、山頂とは他の場所へ転々と動きながら噴火して来た歴史があります。

火山の噴火というと山頂から噴火するイメージがありますが、富士山の噴火はどこから地表を突き破って噴火するか分からないと言うんです。

現在、富士山の地下10kmに観測装置を設置して、40ヶ所で監視しているんですが、想定火口域が広すぎて、予知は不可能な状況。
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(山体が膨張するといった兆候があれば、警戒レベルは上げられるそうですが。)

しかも、300年分のマグマを地下に溜め込んでいるため、大きな噴火が起こる可能性が強い。

次に、火山と地震との関連です。

2011年 3/15に富士山の真下で震度6の地震(静岡県東部地震)があり、地震学者はこの時、噴火を覚悟してたそうです。

幸い、富士山で噴火は起こりませんでしたが、大地震の後に噴火が起こる事例はこれまで世界中に、いくつもありました。

1950年以降に世界中で起こったマグニチュード9以上の地震は全部で6つ。

そして大地震の後、必ず近くの火山が噴火しています。
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唯一、マグニチュード9以上の地震があって、噴火していないのは東日本大震災だけだという…。

こうした噴火に対して、どうすればいいか、専門家は次のように答えていました。

溶岩がどう流れるとか火山灰がどう流れるかハザードマップがあるので見ておく。



第2のシナリオ
②大噴火で富士山そのものが消えてなくなる

1980年、セントへレンズ山の山体崩壊の動画。
(17秒)


下からマグマが上がってくる事に伴って、こうした山体崩壊が起こったそうです。
セントへレンズ山体崩壊前
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山体崩壊後
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富士山も原型を留めないほど形を変えてしまうかも。

どうして、こんなに崩れてしまうんでしょうね。

その根拠は、富士山の成立ちにあるといいます。

50万年前までは、富士山は箱根山と同じ大きさでした。
  ↓
それが、爆発的な噴火を繰り返し、火山灰が降り積もって、その上を溶岩が塗り固めて行きました。
  ↓
2千年前頃に、今のような形になりました。

地質学上は
かなりの短期間で巨大な構造物
『富士山』が出来た事になるそうです。
  ↓
これは例えて言うなら、
『手抜き工事がいっぱいされているような物』

つまり、
○富士山はとっても脆い。

富士山の脆さは、現在の姿からも見る事ができます。

富士山の西側に広がる『大沢崩れ』。
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富士山の山肌、縦2.1km×幅500mが常に崩れ続けている。

このまま行くと、山肌は大きくえぐり取られる事になる。

もし、今、富士山が山体崩壊を起こしたら、想像を絶する被害になるという。

シミュレーションで、
富士山の南東が崩れた場合、大量の土砂が時速200kmで御殿場市を襲い、街を飲み込んでしまう。
  ↓
その後、土砂は溜まって2方向に分かれる。
  ↓
1つは、小田原方向へ
もう一方は三方市や沼津市を飲み込む。
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これら、4つの市街では、被害想定40万人に及ぶと試算されている。

しかも、
○富士山の山体崩壊は、周囲360度、どこで起こってもおかしくないという。

周囲の自治体では有効な手が見つかっていない現状。

実際、地震が引き金となって起こった山体崩壊もある。


第3のシナリオ
③巨大カルデラ噴火で日本喪失




カルデラ噴火って、何?

それは、火山も山もない平野や低い丘陵に、突如非常に大きな割れ目が出来て、そこから一気にマグマが噴出する噴火。

(何のこっちゃ?ですが、トンデモナイ量の溶岩だと、山も無視してドデカイ規模になるんでしょう。

とにかく、カルデラ噴火は、規模が半端ない噴火みたいです。)

構造が、番組の図で解説されてました。

まず10kmのマグマ溜まりがあります。10kmって、なにげにデカいです。
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地表がガッツリ割れて来ます。
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手が付けられないマグマと火山灰
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できた空洞が、地盤沈下します
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カルデラとは、鍋の底という意味。

日本は、過去12万年に10回のカルデラ噴火を起こしてます。

こんな感じ
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(この地図を見ると、カルデラを起こした地域が、北海道や九州にしか見られず、本州では1つも起こっていない=もの凄い規模のカルデラ噴火がどこかで起こるんじゃないか、と想像してしまう…。何故、北海道と九州だけなんだろう?)

1番大きなカルデラ噴火が
『阿蘇4』と呼ばれる9万年前の噴火。
  ↓
そこで出たマグマで瀬戸内海が全部埋まってしまう量だった。

7300年前の鬼界カルデラ噴火では、九州や西日本に住んでいた縄文人を滅ぼしたと考えられているのだそうだ。
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直接噴火でやられた者もいただろうし、火山灰で森も海も死んでしまい、生活基盤がまったく無くなってしまったために、死んでしまった。

回復には1000年くらいかかっている。

こうしたカルデラ噴火は、今の日本でいつ起こってもおかしくないという。
  ↓
そして鬼界カルデラ跡を調べると、直径10kmの溶岩ドームが見つかった。
(世界でも類を見ない大きさ)
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もし、これが噴火すれば、南九州に壊滅的な被害が起こるという。

鬼界カルデラ跡の海底では、いたるところで、ガスの噴出があり、これは火山活動が続いている証拠だという。

今の日本で、巨大カルデラ噴火が起こった時の被害

〈1番被害が大きくなる九州中部で起こった場合〉

温度500度の火砕流が時速100kmで、半径100kmのエリアを覆ってしまう。

現在ここには、700万人が住んでいるが、生命活動はストップする。

(ベスビオ火山が襲ったポンペイのような状況でしょうね…)

火砕流が冷えるには数百年〜千年かかる。

さらに火砕流より、遥かに大きな範囲に火山灰が降り注ぐ。

火山灰は東京まで2日くらいで到達し、20cm積もる。

神奈川県の地層に3万年前の九州のカルデラ噴火と同じ火山灰が見つかったので、過去に事例があるって事ですね。

その後、カルデラ噴火による火山灰は、北海道にも到達し、この範囲に住む1億人以上の人が全滅する。

こうしたカルデラ噴火が、いつかは起こるという。

番組は以上です。

リンク(45分)

富士山噴火


〈僕の独り言〉
僕は見ていて、富士山が噴火してからでは遅いだろうと思いました。

僕は、どうしてもリスクヘッジを考えてしまいます。

東日本大震災を直接体験した人は、もし再度体験する事があらかじめ決まっていたとすれば、どう行動しますか?

それと同じく、富士山が噴火する事が、あらかじめ決まっている今、あなたはどういった行動を起こしますか?

現在の日本人の貯蓄率は目減りしています。

このままでは、更なる目減りが予想されます。

昔の日本政府は、貧しい地域の住民に対して、ブラジルへの移民を勧めました。

これって、どうにもならなくなって来てから、国が打ち出した政策だったのではないか、と思います。
(憶測です。間違っている場合、教えていただけるとありがたいです。)

むしろ、行動できる内に、動く事が大事なんじゃないか。
(これって、有名人が言ったら炎上しそうな事なんでしょうね。)

今回は、以上です。

ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ


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この記事を書いた人: サエッキー
東南アジアを中心に活動中。経験した事の備忘録です。
見やすい記事を目指します。
(´・ω・`)

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