河口北から昆明駅まで列車旅
列車移動
(54.5元=830円相当)
乗車時間
7時間13分(15:15→22:28)
列車内にトイレ、給湯器あり
バスなら
(65元=990円相当)
中国の昆明を列車で目指す
ベトナムのラオカイから中国の河口まで来ると、時差があって、1時間早まります。
たった1時間ですが、同じ景色なのに、夜が早まるので最初は1時間損した気分になりました。
昆明へはバスでも行けますが、列車の方が安かったです。
発車時間が
バス
→AM10:50
列車
→AM07:35、PM15:30
と分かれているため、時間が合う方を使うと良いかもしれません。
バスで行く場合、バス・ターミナルまで町中のバスで移動します。
(運賃2元=30円相当)
運転士に昆明に行きたい事を伝えると、バスに乗るように言われました。
バス内
ナルトに出て来たペインのTシャツを着てる…
ひらがなで「にんじゃ」(笑)
10分ほどで降りるように言われました。
昆明までの料金を尋ねると
65元(990円相当)
と言っていました。
とっくに、その日の昆明行きバスはありませんでした。
来た意味なし。
次に、列車で昆明まで移動する場合。
河口北駅までは、おそらくこのバスで行けるはず。
国境近くに停まっていました。こちらに乗りたかったけど、この時は知らなかった…。
僕は河口北駅の場所も、移動方法も分からなかったので、タクシーを使ったところ、40元ふっかけられました。
最初に拾おうとしたタクシーは20元と言っていたので、この時の運賃も最終的には20元で落ち着きました。
河口北駅です。
河口北駅では、チケット売り場が正面から見て右にあります。
ここで、パスポートを出してお金を支払えばOKでした。
事前情報では
75.5元(1150円相当)
とありましたが、ボッタくられたんでしょう…。
窓口で
54.5元(830円相当)
でした。
列車は
07:35発
15:30発の2本でした。
チケットを買って、正面入口から入ると、そこで航空便のような荷物チェックがありました。
僕は、チャックの閉まるかばんに財布を入れて、口を閉めずに荷物チェックの機械に通しました。
自分本人がチェックの機械を通った後に、怪しい物を持っていないか職員によるチェックがありました。
チェック後に自分の荷物を拾いに行くと、前の家族連れの1人が鞄の財布を見ていたので、キチンとチャックを閉めておくべき、と感じました。
更に、僕は荷物チェックで、水のペットボトルが引っかかっていました。
それに対して、女性職員から、今、水を全部飲んでしまえ、みたいなゼスチャーがありました。
半分飲んで捨てるつもりでいたら、ペットボトルはそのまま持って行って良いと許可が出ました。
荷物チェック以外に、パスポートとチケットのチェックがあり、その後、機械にチケットを入れて通過しました。
そこに、待合室があったので列車を待ちました。
待合室にはトイレやお店、水やお湯の出る給湯器がありました。
僕はパンを買いましたが、インスタント麺を買っている人が多かったです。
水を汲もうとしたら、沸騰気味のお湯が出て来て、ペットボトルが変形してしまいました。
他の人が水を汲んでいたので、水は出るみたいです。
(僕は水を出せた事がないです…。)
列車が来ると、もう1度チケットで機械を通ります。
厳重です。
通った先に列車が止まっていました。
中国の列車は、
「硬座」「硬臥」
「軟座」「軟臥」の4種類があり、シートの硬さで「硬」と「軟」に分かれ、
座席だと「座」、寝台だと「臥」になります。
そして僕の乗った列車は、ほぼすべて寝台列車でした。
ローカにある座席にも座れます。
そのため、1番安い硬座だったのですが、寝台車に腰をおろして乗りました。
トイレはタイの国鉄みたいでした。
洗面所
昆明まで山が多く、やたらとトンネルがあります。
三国志好きな僕的には、山が多いと、「さすが峻険な蜀の地…。」と想いを馳せないでもありません。
最終的に、河口北駅から昆明駅まで7時間13分かかりました。
15:15→22:28
昆明駅の構内
夜10時過ぎていても、わりと人がいました。
昆明駅について、最初に食べたのは、駅前の炒飯でした。
10元(152円相当)
本物の中華料理の炒飯は、果たしてどんな味なのか…?
出て来たのは、ネギくらいしか入ってない玉子炒飯。
かなりシンプル。こういうシンプルな物こそ、素材が物を言うよね。
食べてみると…。
塩味が薄くて脂っこいだけの炒飯でした。
うーん、こんな筈ではなかったのになー。
そんな訳で、昆明の食べ物の第1印象は、あんまり良くありません。
更に、泊まった宿に中国人の学生が何人もいたのですが、嫌な事がありました。
宿のトイレは、ドアを開けて入ると、更に和式トイレのドアが2つある構造でした。
そして、僕がトイレに入ると先にトイレを出た者が、入口のドアを開けたままにされるのが気分悪かったです。
初対面で、これ?
こんな事が2回あって、ちょっと中国が嫌になりかけました。
泊った宿は、1泊50元(762円相当)
スタッフには良い人もいた
宿には日本人の男の子が1人いて、話すと携帯を昨日失くしたけれど、宿の人達に助けて貰って返って来たと言ってました。
同室のアメリカ人2人が、いろいろ話してくれたのが良かった。
ともかく、昆明にたどり着いた日は、微妙でした。
今回は、ここまで。
ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ

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