「美味い麺は、麺を見るんじゃない。人を見るんだ。」inストゥントレン

ストゥントレンの店
僕はカンボジアのストゥントレンに来ました。
ストゥントレンは、ラオスとの国境近くにあるカンボジア北東の街です。
ストゥントレンにいて、最初に食べた麺屋さんが美味しかったので、他にも回ってみました。
今回、僕が食べようと思った店は、それぞれ特徴がありました。
①僕の好きな平打麺を使っている店
→同じ麺でも美味しさは店で変わる
②お店に炭が積んである店
→美味しかったが、
値段を釣り上げられた。
それでは、食べた麺を紹介します。
①僕の好きな平打麺を使っている店
(その1)
まず屋台に並んでいる麺を見て、僕はニヤリとしました。
この麺がある店で、
美味しくなかった試しがありません。
ここで何か食べたいなあ。
声をかけて来たスタッフに、麺を指差して食べたいと伝えました。
値段は1ドルかと尋ねると、首をふっていました。
僕が手で5000リエル(1.25ドル)の積もりで5を示すとOKが出ました。
出て来た麺が、こちらです。
こういう側で調理するのを見ていられる店が、僕は好きです。
ボリューム多め。最後に卵焼きも乗せていました。
これは油で炒めた焼きそばといったメニューでした。
熱々が食べられるので、美味しかったです。
料金は
5000リエル(136円相当)でした。
調味料を工夫したら、もっと美味しくなるんじゃないかと、更なる可能性を感じさせるメニューでした。
(上から目線過ぎ?)
屋台のB級飯ですけど、結構、好き。
①僕の好きな平打麺を使っている店
(その2)
炒め麺が良かったので、僕は別の店でも同じ麺を見かけて、これだ!と思いました。
店にいるオバちゃんに、その麺を指さして、これが食べたいとアピールしました。
そして、出て来た麺がこちらです。
見た目は、僕の好きなタイプの麺です。
しかし、
どうも美味しくありません。
まず、茹で具合が良くないのか、
ボソボソした触感でした。
この麺はツルッとした舌触りが特徴のはず…。
更に、スープが薄くて、多少調味料を足しましたが、どうも味付けがよろしくありません。
オバちゃんに美味しい麺を作る才能がない、と言ってしまうと身も蓋もありませんが、正直、僕は頭をガツンと殴られたような衝撃を覚えました。
僕は、このタイプの麺さえ頼めば、いつも美味しいと思い込んでいました。
違うのです。
ここで天の啓示を受けました。
『麺を見るんじゃない。
人を見るんだ。』
オバちゃんの調理している姿を見ていても、繊細なタイプではないように見えました。
店にハエがいたのは、しょうがないとしても、よく観察すれば、おのずと想像できる事だったかな。
②お店に炭が積んである店
もう一品は、こちらの店で食べた麺でした。
店の前に、こんな風に炭が積んでありました。
この炭の量。
店の気合を見たような気がします。
正直、これで麺が美味しいかどうかは分かりませんけど。
最初に焼いたカモの乗った麺を食べようとしましたが、店の人がカモはなく、「チキン」と言ってました。
鶏の麺が食べられるみたいです。
カモ麺は5000リエルで、チキンだと4000リエルと言ってました。
そのチキンの麺を頼むと、麺は素麺みたいなタイプでした。
正直、先に紹介したタイプの麺にハマっていましたが、今回は素麺です。
でも、この麺は美味しかったです。
スープは醤油ベースのサッパリした味。
鶏肉とチンゲン菜、豚の血を固めた奴(タイだとルアットムー。クメール語では不明…。)、ネギとナッツが乗ってました。
麺と一緒に出て来た調味料はちょい辛の甘い味噌みたいな味でした。
テーブルには辣油系調味料と豆の調味料がありました。
辣油は、辛いの苦手なんでちょっとだけにしましたが、僕には十分辛かったです。
豆の調味料は、若干納豆っぽい香りでしたが、塩辛い醤油風味の味がしました。
お値段ですが、最初に1ドルと言っていたのに、料理が出て来てお金を出すと、もう1000リエル出すように言われました。
なんじゃそりゃー!?
東南アジアあるあるですが、この辺の土地柄でしょう。
ストゥントレンはカンボジアですが、
ややベトナム人に近いガメつさを感じます。
正直、値段を釣り上げられると、なんでやねーん!って、腹が立ちます。
でも、
料理を作ってる姿勢は丁寧でした。
料理が美味しかったし、納得が行かないほど、値段が高かった訳ではありません。
美味しくても、こんな事もあります。
こちらの麺屋さんは、この周辺にありました。
今回は、ここまでです。
ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ


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