ラオスのコーヒー生産地パクソンにて【Won coffee】

ラオスのコーヒー生産地
パクソンの
【Won coffee】
南ラオスのパクセーから東へ行くと、パクソンという街があります。
パクソンは、コーヒーの産地として知られており、ラオスコーヒーをパクソンコーヒーと呼ばれるほど有名です。
パクソンの周辺には、ボーラウェン高原という高地が広がっていました。
標高は1000~1350mほど。
高級コーヒーの
アラビカ種も栽培可能です。
パクソンは山間部にあるので、
冬は日中20度、最低気温は10度と冷え込みます。
パクソンでは
アラビカ種
→10月中旬〜12月
ロブスタ種
→1月下旬〜2月
にそれぞれ収穫が行われます。
僕がパクソンを訪れた1月の下旬は、ロブスタ種の収穫が始まっている時期でした。
パクソンの各家庭の庭先では、
コーヒーの実が干されていました。
コーヒーの実を見ていたところ、近くにお爺さんの姿がありました。
こちらは、
ティン・クニョンゴンさん。
挨拶すると、話をしてくれました。
コーヒーの実。
僕は初対面なのに、コーヒーチェリーと呼ばれる実を食べられないか頼んだところ、無理でした。
今度来たら連れて行くと英語で話していたので、
食べるには時期が早いのかもしれません。
厚かましい事を言って、すみませんでした…。
さて、僕がパクソンへ来たのは、ある店でコーヒーを飲んでみたかったからでした。
【Won coffee】
大通りを東へ歩いていると、看板が見えました。
店自体がどれか、少し分かりにくかったです。
この店のオーナーの
ミスターKoffie。
2012年には1日に2回、コーヒーのワークショップを開いていたようです。
≫リンクはこちら
店を訪れると、オーナーがイスに腰掛けて、煙草を吸っていました。
コーヒーを飲みたいと伝えると、どこの国から来たのか尋ねられました。
日本と答えると、オー、ジャパニーズと言って、注文は
エスプレッソかダブルのエスプレッソ(多め)、どちらにする?と尋ねられました。
普通のエスプレッソと伝えると、電動式のミルでコーヒーを挽き始めました。
ここのコーヒーは、
100%アラビカ種と書いてありました。
この店では、インドネシア名産のコピルアックも用意出来るそうで、店には、コピルアックの豆が入った容器が置いてありました。
今回のアラビカ・エスプレッソは、こちら。
1万キープ(124円相当)
クリーミーな泡が、フンワリと付いてます。
少し
チョコレートっぽい風味。
苦味がキリッとしました。
以前、ベトナムでコーヒーを飲んで分かった事をおさらい。
飲んだ後に酸味を感じる
=浅煎りのコーヒーで、
苦味を感じる
=深煎りのコーヒーです。
コーヒーは産地によって大きく3つに分かれるそうです。
南米→味のバランスが良い
アフリカ→酸味がある
アジア→苦みがある
アジアでは苦味の強いコーヒーばかり飲んでいますが、アジア圏内でコーヒーの産地による明確な違いが僕にはあんまり分かりませんでした。
このお店のエスプレッソは深煎りで苦味があり、酸っぱくはありませんでした。
典型的なアジアのコーヒーです。
そして、コーヒー豆の煎り方が、深めなんでしょう。
砂糖が付いてました。
僕は、エスプレッソに砂糖が付いていると、スプーンに砂糖を全部乗せて浸します。
そうして、甘くなったエスプレッソをなめるのが、お気に入りの飲み方。
ここの砂糖は、粉砂糖でしたが、量は少なめ。
出来れば、コーヒーのお供にデザートが欲しかったな(笑)
エスプレッソは1杯
1万キープ
(124円相当)
ダブルサイズは
1万5千キープ
(186円相当)
たまたま財布に大きな札しかなくて、細かいお金だと1万キープに500キープ足りませんでした。
それを見た、オーナーさんは
「オールモスト、OK(ほぼOK)」と言って
まけてくれました。
ちょっと嬉しい。
ちなみにコピルアックは1杯
3万キープ(371円相当)でした。
帰り際には、2人のイギリス人男性が入店してました。
「Koffies Coffee @WonCoffee」
営業時間 10:00~16:00
場所は、こちら。
さて、ここからはパクソンへ行く方法を書きます。
宿をとったパクセーからパクソンまで、
距離にして50km程度あり、歩いて行ける距離ではありません。
フレンドシップモールというショッピングセンター近くで、ソンテウ(トラック型のバス)のドライバーが声をかけて来ました。
フレンドシップモールの位置
パクソンに行きたい事を伝えると、乗るように言われました。
9:22〜9:40(18分)
そのままパクソンまで行けるのかと思ったら、ソンテウは
バス停まで移動して、降りるように言われました。
料金1万キープ(124円相当)
そこからパクソン行きの
別便に乗るように言われました。
別便は、人がなかなか集まらず、
その場で37分待ちました。
料金は2万5千キープと言われましたが、事前情報で2万キープと聴いていたので、値切りました。
2万キープ
(248円相当)
乗り場は市場になっていて、売り子のオバちゃんがいました。
10:17〜11:04(47分)
パクソンまでキレイな道路が伸びていて、ソンテウは快調に飛ばしていました。
到着先は、パクソンの市場でした。
位置はこちら。
帰りのソンテウもこの市場で捕まります。
声をかけると乗るように言われました。
パクソンからパクセーまで
13:44〜14:58(1:14)
お客さんは4人しかいませんでしたが、大きな袋を積んでました。
中身はコーヒーだそうです。
途中でバナナも大量に積んでました。
ボーラウェン高原は涼しく、パクセーまで帰って来ると暑くて仕方ありませんでした。
パクソンへは、上着を用意しておくと良いでしょう。
パクセーに着くと、行きにソンテウをひろったフレンドシップモール近くで降りました。
今回はソンテウを使いましたが、レンタルバイクで行くのが1番安上がりだそうです。
5万キープ(618円相当)
と聴きました。
今回の交通費は
合計5万キープ
(618円相当)
バイクで行動すれば、パクソンの周囲にある滝も回れて、便利そうです。
僕も最初はバイクのレンタルを頼んだのですが、5万キープで借りられるのがマニュアル車のみでした。
そのマニュアル車を動かそうとしていると、
店の男性が止めるように言って来ました。
強引に乗ってしまおうかとも考えましたが、慣れない事で事故を起こすのも詰まらないので止めました。
滝も見たかったですけどね。
今回は、ここまでです。
↓
〇カンボジア→ベトナム→ラオス コーヒー生産地まとめ
〇トゥーソンは、大満足できるオススメ・スポット
〇やっぱり寝台バスに途中で乗っちゃダメ! ハノイからビンまで 往復の移動料金まとめ
〇ベトナムのハノイ →ビン行きのバス
〇ベトナムのビンから北へ
〇ハノイからラオカイ行きのスリーピングバス
〇ラオカイ→ハノイ バス移動 (ミニワゴン→スリーピングバス→ハノイ市内をバス移動)
ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ

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