カンボジアのレンタルバイクって、保険が付いてないの?

これだけは抑えておきたい
カンボジア・レンタルバイクの注意点
今回、カンボジアのバッタンバンでレンタルバイクで転び、バイクに傷を付けてしまいました。
その結果、修理費を払う事になった経緯を共有します。
その際、契約文を確認してみると、なんと保険がかけられていませんでした。
事故でバイクがダメになったり盗難にあったりすれば、全額自腹です!
面倒でも、保険をかけておきましょう!
さて、改めて事の成り行きを書いていきます。
3月末にラオスでCOVID-19の感染者が出た頃から、カンボジアの旅行代理店やレンタルバイク店は、あちこちで閉店していく状況にありました。
(バッタンバンでは旅行代理店は開店していても、声をかけると利用できなかったです。)
バッタンバンでレンタルバイク屋さんを探したところ、見つかりました。
こちらのゲッコー(東南アジアによくいるトッケイヤモリの意)という小物のお店。
ヤモリマークが店のトレードマークになってます。
数日のレンタルも可能でした。
一般にカンボジアのレンタルバイク屋さんでは、パスポートを店に預ける事になっています。
今回、パスポートを持っていたかったので、パスポートの代わりにデポジットで、店にお金を預ける事にしました。
現金1000ドル
(10万8429円相当)です。
後で書きますが、
このデポジット料金の1000ドルが今回借りたバイクの値段になってきます。
バイクのレンタル料金は
1日7ドル(759円相当)でした。
ここで契約書を読むように言われましたが、正直、僕の英語力では、キチンとした読み込みは無理でした。
日本語に翻訳した文章が以下になります。
この契約により、オートバイや自転車を使用中に発生したすべての負債をGeckoに譲渡します。

1.パスポートか現金のデポジットを残してください。
(デポジット金は、オートバイの価値と同じ)
2.オートバイを使用する前に、オートバイの状態が良好であることを確認してください。
3.あなたが交通事故に巻き込まれた場合、当社は一切の責任を負いません。
またはGeckoは、オートバイまたは自転車の運転中に発生した費用について責任を負いません。
4.あなたとオートバイは私たちの保険に入っていませんのでご注意ください。
5.乗車中に発生する可能性があることについて、お客様の責任となりますのでご了承ください。
6..オートバイまたは自転車が盗難または破損した場合、発生した費用の補償はお客様の責任となります。
オートバイが盗まれた場合、私たちに(USD1000)を支払う必要があります。
モーターレンタルショップをご利用いただき、誠にありがとうございます。
現在、この契約に署名することにより、上記の条件に同意したことになります。
僕が、意識に留めたのは、バイクを盗まれたら1000ドル払わなければいけない事くらいでした。
しかし、このバイクが保険付きでない事を、僕は分かっていませんでした。
海外でバイクを借りる時は、契約書をキチンと翻訳して、意味を分かっておく事が大事です。
今回は修理代だけでしたが、もしレンタルしたバイクが盗まれてしまったら、
自腹で1000ドル払う必要があります。
それどころか、バイクの事故で脊椎損傷や骨折、死亡したとしても、1円の保証もない訳です。
保険をかけていない契約でのレンタルバイクは、非常にハイリスクです。
自腹で保険に入っておく事を推奨します。
(自戒を込めて…)
バイクを借りるにあたって、キズの確認をしました。

ライト周辺が割れてました。

バイクに乗ってみると、スピードメーターがゼロのまま動きませんでした。
ガソリンのメーターを見ると、目一杯入っているようでした。
以前、タイのチェンマイでバイクを借りた時に、店のスタッフに、まずとにかくガソリンを入れるように言われました。
その時は、バイクのガソリンが最初から無くなりそうなギリギリしか入ってませんでした。
もしガソリンのメーターが壊れていて、満タンと思っていた燃料がカラで、バイクが突然動かなくなる事も考えられたので、1度ガソリンを確認しましたが、このお店はキチンと目一杯入っていました。
これは好感持てますね。
こうして僕は、バイクで移動を始めました。
しかし、バイクを借りて2時間もたたず、僕はバイクをこかしてしまいました。
場所は、やや砂利の混じった道です。

対向車線の車が急に追い抜きを始めて、予測し損なった僕は、バイクを止めるために急ブレーキした結果、タイヤが滑ってバイクが左に倒れたのでした。
強引な追い抜きをする車は、凄いスピードで迫って来ます。
この車は、特に止まるでもなく、走り去ってしまいました。
右手の傷。左腕全体にいくつか擦り傷が出来ました。

教訓として、どこで対向車線の車が飛び出して来ても大丈夫な運転を心がけなければいけないと思いました。
結局、バイクレンタルは3日の予定でしたが、僕は2日で返しました。
店にいた女性スタッフにバイクを返却すると、僕のキズを見て、まずバイクのキズを確認していました。
バイクを倒さなかったか尋ねられたので、1度倒した事を正直に答えました。

すると、ボスに連絡すると言っていました。
話を聴いていると、この店のボスは日本人との事でした。
ボスが店に来たら、連絡すると言うので、店の近くにあるベンチで待っていました。
1度、日本人っぽい男性が車で店を訪れて話していたので、どうやらこの男性がボスだったみたいです。
僕は、COVID-19の流行っている時期なので、近づく事を躊躇してました。
連絡が来ないまま1時間ほどたったので、スタッフに尋ねると、修理費用として
60ドル(6506円相当)出すように言われました。
僕はそのボスと直接話がしたかったです…。
こういう時は、何とか顔を出しておくべきなんじゃないだろうか…。

料金に納得が行かなかったのでスタッフに伝えると、直接電話するように言われました。
その結果、修理費用50ドルから1日分のレンタル費用7ドルを戻して、
合計43ドル(4662円相当)を払う事になりました。
日本人ボス曰く、
「バイクの傷は15〜16ドルくらいで治るものの、取り替えるライトがタイからの取り寄せになるため、50ドルはする」
との事でした。
僕は、一旦支払いましたが、乗る前に撮っておいたバイクの写真から、ライトは最初から壊れていたのじゃないかと疑いを持ちました。
現在、日本人ボスへ修理代が安くならないか伝え、返事待ちしてます。
どうなる事やら。
レンタルバイクもできる小物屋さん「ゲッコー」の場所はこちらです。
今回は、ここまでです。
ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ

にほんブログ村


- 関連記事
-
-
カンボジアの歴史でも、かつて米騒動があった?
-
カンボジアのレンタルバイクって、保険が付いてないの?
-
ラオス初!COVID-19感染者の移動先は?バンコクやシェムリアップへ飛び火! ?
-