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サエッキー

アジア 行ったり来たり備忘録 ('ω') 

介護業界から引っ越して

2019年05月14日
ベトナム 0

仕事のリスクと責任

こんにちは。サエッキーです。

今回は、少し視点を変えて、以前働いていた介護の仕事と引っ越しの仕事をしていて感じた事を書きたいと思います。

あなたは責任が取れますか?

僕は人を殺しかけた事が1度あります。

もし相手が死んでしまっていたら、業務上過失致死で捕まっていたでしょう。

そうなったら出来る限りの償いをすると思いますが、最終的に人の命に対しては責任を取れないと思うんです。


僕が初めて介護の仕事をしたのは、施設が新しく開設され、職員も全員新たに採用された現場でした。

そこでは正直、介護の経験値が浅い職員が多かったのです。

僕もそうした職員の1人でした。

介護の学校を出て、経験といえば施設実習のみでした。


ある夕方、僕はショートステイで来ているおばあさんの食事介助をしていました。

おばあさんが食べ物を飲み込んだら、次をスプーンで口に運ぶ。
その繰り返し。

ところが、おばあさんは突然食べるのを止めて、顔色がみるみる変わっていきました。
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僕は慌てて看護師さんを
呼びました。

看護師さんがすぐ、おばあさんの口にスプーンを入れて中を見ると、食べた筈の食べ物が沢山見つかりました。

けれど、スプーンで口の中の物を取っていても、おばあさんの顔色は悪いままでした。

看護師さんはそれを見て、叫びました。

「吸痰器!」

すぐに吸痰器が用意され、口の中にある食べ物を看護師さんが取ると、おばあさんはゴホゴホとした後、息が出来ていました。

僕は心底ホッとしました。

もし、このおばあさんが窒息して死んでしまっていたら、どうなっていただろう…。

周囲にいた同僚のおばちゃん介護士から、「気を付けなきゃダメよ」と声をかけられました。

ホントだ…。気を付けよう…。

しかし、僕は経験の浅さから、ここでミスをしていました。

このおばあさんが窒息しかけた→飲み込む力が落ちていると考え、食べやすい刻んだ食事形態に変えるべきでした。
それがキチンとされなかった…。

その結果、このおばあさんは、もう1度食べ物を喉に詰まらせてしまいました。
(おばあさんには、本当に申し訳なかったです…。)
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おばあさんに食事介助をしていたのは、前の事故を見ていて、僕に「気を付けなきゃダメよ」と声をかけていたおばちゃん介護士でした。

おばあさんは、今回も何とか助かりました。(良かった…。)

このおばちゃん介護士は前回の現場を見ていましたが、僕の技術が悪いからおばあさんを窒息させかけたんだと思っていたようでした。

まさか自分が当事者になるとは夢にも思っていなかったのでしょう。

「私、もしおばあさんを殺してたら、ここにいられなかったよね…。」

おばちゃん介護士は、呆然としながらつぶやいていました。

ここでやっとおばあさんの食事形態が、より刻まれたものに変更されました。
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介護の仕事をしていて思ったのは、リスクが高すぎるにも関わらず、命を預かる介護士側の給料が少ないという事です。

これはホントにあちこちで言われている事で、聞き飽きた感があるでしょう。

けれど、この件以上にビックリして、考えさせられた事がありました。


それから数年後、僕は別の職場で働いていました。

その施設では、職員でもない若い男性が尋ねて来ては、事務所で話をして帰って行くのを何度か見かけました。

あれはどういった方なのか近くの職員に尋ねたところ、僕が働く以前に働いていた方で、詳しい事は分かりませんが、たまたま利用者の方が亡くなる状況があったようです。

その時、亡くなった方のご家族がその男性職員に怒って、亡くなった方をその男性が殺した殺さないといった揉め事になってしまったそうです。

結果、裁判沙汰になったため、男性はその施設を辞めた今でも裁判のために訪ねて来るそうです。

そこまでのリスクがあって、安い賃金というのは何故なんだろうと思います。

いや、賃金よりも、人の命がなくなる様な取り返しのつかない事態が現場としては怖いんですよね。
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幼稚園でも、介護の仕事でも、人の命を預かる職場に勤めている人なら、全員に目が行き届くように、皆自分のいる位置に心を配ってる事でしょう。

人数が居れば、サッカー選手の様にどの人間をチェックするか連携したり苦労が絶えません。

引っ越しの仕事も物を壊すリスクもあり、人によっては暴力を受けたり
(自虐…。😓)、中には作業員が高所から落ちて大ケガをしたという話も聴いたので、リスクはあります。

でも、人の命を預かるリスクは、介護の仕事の方が引っ越しのリスクより厳しく感じるんですよね。

命を失うと取り返しが付きませんから。


福祉の資格を荷物ごとなくさなかったら、僕は今でも福祉の仕事をしていたかもしれませんが、何の仕事をして行こうとリスクは少なくして行きたいと切に願うのです。


ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ

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サエッキー
この記事を書いた人: サエッキー
東南アジアを中心に活動中。経験した事の備忘録です。
見やすい記事を目指します。
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