噴火の前に、これだけやっておこう!火山灰への備え
僕がオススメしたい火山灰対策
今回は、もし富士山が噴火して日本中に灰が降ったとして、具体的な備えを書きます。
あなたがこれを読んで、備えるキッカケになれば嬉しいです。
〈水は貴重品〉
普段から飲み水以外も含めた『水』を必ず確保しておきましょう。
火山灰が水に混じると酸っぱい、苦い、金属臭がするといったように
味が悪くなります。
火山灰が含まれた水は、沈殿を待って上澄みを使うように推奨されていますが、
自分で蓄えておくに越した事はありません。
また、給水施設に大量に火山灰が混じっている場合、
洗濯機や食器洗い機に水を使わないようにしましょう。
故障の原因になります。

さらに災害が起こると、スーパーやコンビニで水のペットボトルがなくなりますよね。
火山の噴火があると、火山灰の清掃に水を撒く必要もあるため、
通常の災害以上に水不足に陥りやすいんです。
トイレを流す水や物を洗う水も必要です。
と言って、急に水は溜まりません。
普段から、
雨水を貯める習慣をつけましょう。
(ただし、雨水を溜めるとボウフラが沸いて、蚊が発生しやすくなるので、こまめに雨水を使う習慣も合わせて必要ですけど。)
そして、火山灰はガラスの細かな破片みたいな物です。
火山灰が目に入ったら炎症を起こして、痛いです。
絶対に清潔な水が必要になります。
そこで重要なのは、飲み水以外の水も余計に蓄えておく事です。
まず
ペットボトル7本用意して水を貯めておき、使う。
(もちろん、もっとたくさん用意できれば、更に安心です。)
普段は何気ない水でも、水不足時に使える分が確保してあると、ホントに助かります…。
さらに、火山灰が降ったら、汚れた水も残しておき、トイレの処理に使いましょう。
こうした水浴びできる器具も用意しておくと、気分転換できます。
ただ火山灰の混じった水を使用すると、シャワーヘッドに灰が詰まりやすいので注意。
↓
現実的に水不足になると、
タオルで水を絞っての清拭が多くなるでしょう。
使い捨て出来るボディシートを用意しておくと楽です。
使って捨てるだけ!
ボディシート
ボディシート
ストレスの溜まりやすい時、気分転換は大事ですよ。
香水(好みで)
ファブリーズ
(匂いが嫌な人もいて、賛否ありますが)
下着類
避難所で手に入りにくいので、普段から用意しておきましょう。
避難所で手に入りにくいので、普段から用意しておきましょう。
「避難所にいる状況」で無理でも、今なら争う事なく用意できます。
下着くらいで大袈裟と思うかもですが、噴火が起こった後では、貴重になります。
生理用ナプキン
(洗濯しにくい環境では、生理のない方や男性も使い捨ての交換品が役立ちます)
普段手に入るものがないと不便ですよね。サイズの合ったものが欲しいです。
軍手(手が洗えない環境での瓦礫の撤去、炊き出し、トイレ掃除など)

こうした備蓄品として用意するものですが、備えるだけで終わりではありません。
備えても、いざという時、食料が腐っていたり、電池が使えなかったりでは、備えた意味がないからです。
次は、備えた物品の順次入れ替えです。
しろくまさん(@hontounokotoga_)のツイートより
ローリングストック法について
— しろくま (@hontounokotoga_) May 14, 2019
日本気象協会https://t.co/QeiTafEi9Q
★飲み水も、ペットボトルを洗ってまた水を入れておけば、ローリングストック法で備えできるからね!
重たい水をたくさん買ってこなくても、それでOK!
1週間過ぎたら洗濯に使ったり花に水やったりに使って、これを繰り返す
要するに①備えて ②日常で使って ③買い足す。
それがこの≫ローリングストック法という備蓄のルールです。
とにかく
①古いものから使う
②使った分は補充
この時、カセットコンロも日常で使ってしまえー、というノリがステキ。
冬なら鍋ですな。
そして、
≫備蓄の心得で、普段からの備蓄を備えましょう。
・最低限必要なもの
・あれば良いものリスト
が分けて書いてあるので、考えずに用意できて良いです。
高齢者や乳幼児用の備蓄品が分けて書いてあるのも嬉しいです。
ぜひ、チェックしてみて下さい。
ただし、チェック品に「筆記用具」とあったりしますが、
太いマジックがいいです。
震災の時、知り合いにメモ書きするのに重宝していましたよね。
震災の時、知り合いにメモ書きするのに重宝していましたよね。
このリストの備蓄品で、僕がいつもうまく入れ替えできないのが乾電池です。
乾電池を備蓄する場合、日常の何に乾電池を使うか決めておくといいです。
(ム、ムズいですけどね…。僕はシェーバーが乾電池です。)
今、買っておこう!
≫ライト
≫ライト
震災時の避難所で、使えるライトが1本しかない場合、1人がライトを持ってトイレへ行くと、待っているもう1人はライトがなくて困る事があったそうです。
もう1本必ず用意しましょう。
それだけ避難所では皆イライラしてて、気を遣うでしょうからね。
水不足にお役立ちグッズ
・ラップ(お皿洗わなくても良い。)
・割り箸、紙コップ、紙皿(手が汚れていても食べられるように。)
水を貰いに行けます(大事)
・≫ポリタンク
・ラップ(お皿洗わなくても良い。)
・割り箸、紙コップ、紙皿(手が汚れていても食べられるように。)
水を貰いに行けます(大事)
・≫ポリタンク
小分けの500mlのペットボトルの方が普段使うには使いやすいので、用意しておくといいです。(しつこい?)
ビニール類
バケツにビニール入れたら、水が貰えます。
火山灰を集めたり、ゴミ袋にしたり必要なアイテム。
バケツにビニール入れたら、水が貰えます。
火山灰を集めたり、ゴミ袋にしたり必要なアイテム。
バケツ(トイレ処理、火山灰処理に欲しいです。プラスチックの丈夫なものが良いです。)
洗面のためには、
≫折り畳みバケツも持ち運びに便利です。
要は使う場面で分ける事。
灰の処理には、こういった普通の
≫バケツの方が使いやすいので100均などでどうぞ。
洗面のためには、
≫折り畳みバケツも持ち運びに便利です。
要は使う場面で分ける事。
灰の処理には、こういった普通の
≫バケツの方が使いやすいので100均などでどうぞ。
下水処理などの施設も灰で使用不可になると、病気の危険性が増すと言われています。
たとえ下水処理施設が使えても、避難生活の水不足な環境では確実に感染症が蔓延します。
お腹を壊すと更に水が必要になるし、悪い循環になってしまいます…。
あなたが自分の身を守るために、日頃から水を確保しておいた方が楽ですよ。
今回は、ここまでです。
ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ

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