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火山灰対策が逆に首を絞める話(+電子機器対策)

2019年05月18日
災害 0

今回は、もし富士山の噴火が起こって、日本中に灰を降らせたと仮定して、具体的な火山灰への備え方を書きます。

積もった灰への対処



火山灰が非常に厄介なのは、日常のありとあらゆるところに入り込み、ホコリと違って尖っているため、拭き取る時に傷が付きやすい事です。

例えばプラスチックレンズのメガネに灰が付いたら、メガネ拭きだと傷つきます。出来るだけ水洗いが良いです。
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火山灰は1度掃除しても、何度も入り込んで来るため、窓の隙間をテープでふさぐと良いそうです。




さて、火山灰を処理するために必要な道具といえばこちら。
①雪かき用のプラスチックや鉄製のショベル(雪国の方ってよく2種類持ってますよね。)
土砂撤去用のこんなのがいいです。

鉄製(溝の清掃に必要です。)


雨どいに灰が詰まったりして壊れやすいので、溝の清掃用のスコップも用意を。
火山灰で排水溝が詰まらないように気を付けて、火山灰と水が地面に流れるようにしましょう。


ほうきとチリトリ(電気なくても使えます)、掃除機(フィルターがいる場合は、予備を準備する)


こういう大きなチリトリやバケツの方が火山灰を掬いやすいです。


③火山灰を入れても破れにくいビニール袋(集めるために)

④長靴


けれど、雪かきと同じように、危険があります。

⚠家屋の屋根から火山灰を降ろす時に、特に高齢者の方は足を滑らせての骨折等のケガが予想されます。

引っ越し作業をしていると、家具が狭い階段を通らずに窓の外から吊り上げる事がありますが、屋根の上はただでさえ滑りやすいです。

僕は靴下を脱いで踏ん張っていましたが、雨で屋根や足場が濡れていると、本当に落ちそうになります。

それが火山灰で長靴を履きながらの作業だと猶更滑りやすく、非常に危険です。

と言うか、まず落ちると考えて間違いないです。

多くの方が火山灰清掃中に屋根やハシゴから落ちて亡くなっています。



灰を下す作業は無理しない方がいいです。

最近、冬に雪かきが必要な北海道の取り組みで、高齢者が屋根から滑り落ちて骨折する事例が増えているため、わざと屋根を水平にした家を建てている企業さんがあるそうです。

家を建てる事があれば、滑らないように参考になればと思います。
リンク

「北海道の屋根は四角いんです!!」。テレビ記者が驚いた平らな“無落雪屋根”とは?


危険だから灰下ろしをしなければ良いかと言うと、そうではありません。

実際、10センチ以上積もった灰に雨が降ると重みでほとんどの家が潰れます
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トンガリ帽子のような屋根だと、屋根の中心部に灰の重みが少ないですが、笠子地蔵の笠のように横に広がった屋根だと中心部にかかる灰の重みが大きく、潰れやすいそうです。

まあ、広い屋根の方が積もる灰も狭い屋根より多いから、重いですよね。
これは特に木造の家が強度として強くないので注意が必要です。

家を火山灰の重みから守ろうとした対策で、現実には自分自身を守れなかった、なんて話は洒落になりません。


灰を降ろす時は、1人だけで行わず、何人かで行なって行く事が重要ですね。

電子機器への対処

電化製品の部品に火山性ガスが付着してショートを起こす事があります。

スマホをジプロックで守る。

送料の方が高くつくので、その辺で買ってください。


あなたのスマホが火山灰が原因で使えなくなる可能性があります。

〈携帯電話が使えなくなった事例〉

チリ、チャイテン火山(2008年)では、合計150ミリの火山灰が積もったものの、通信機能は問題なし。

けれど、一部で使えなくなった携帯電話端末がありました。

原因は不明ですが、携帯電話のボタン部分(今少ないタイプですよね…😁)に灰が詰まったか、内部に灰が入って電子回路がショートした可能性があるとの事。

有珠山の噴火(2000年)での携帯電話の電波障害は報告されてないそうです。

一応、ジプロック入れておいた方が万全です。

ラジオ(ラップで防護しましょう)


過去に火山灰の被害として、ラジオのアンテナが不調になった事や中継塔に『火山雷』
(こんなの初めて聴きましたが、火山噴火でもたらされる雷があるそうです。詳しいことは分かっていませんが、蒸気、火山灰、火山岩の摩擦電気で出来るとの事。
高温な溶岩は電気を通しやすいためこうした雷は発生しないんだとか。富嶽三十六景の黒富士の雷は、これなんでしょうねー。)
が直撃して送受信出来なくなった事があります。
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災害時にはスマホの電波が悪くラジオが活躍すると言いますが、ラジオ以外の手段も必要になるかもですね。(手段が思い浮かばない…。)

パソコン機器に灰が侵入して故障する事も過去にあったみたいです。
電子機器はサランラップやカバーで防護して、出来れば火山灰が一段落するまで防護を外さない方が良いです。


○エアコン室外機→火山灰が入って、降雨でファンの動きが悪くなる。
〇エアコン室内機→空調フィルターの目づまりがあるので掃除するといいです。


電気が使用可能なら、電化製品、事務用品、カーペット、家具など、出来るだけ掃除機をかけましょう。

電気が来なくなった時の対策
○モーターによる非常用発電機
→ただし、発電機の空気口から灰による故障事例あり、です。

それと、購入後、面倒くさがらず、必ず1度試運転しておいた方がいいです。

職場でモーター式の発電機を停電時に急に使用して、日常と同じようにパソコン機器を動かしたところ、動作がおかしかった経験があります。

インバータ式の発電機(電力波形が正弦波に近い高品質なタイプ)を選ぶとよいでしょう。



車中泊用電源とセットになってるこちらのソーラーセットも大人気です。
○太陽光パネルに灰が積もると自家発電に支障があるので注意。



あなたも『火山灰 対策』など、ググってみて下さい。
目から鱗がポロポロ出るかも。

出来れば日本人全員、読んで!
フィリピンのピナトゥボ火山の話。
良ければどうぞ。

火山灰の成分なんかが分かります。

防災な話①

ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ


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この記事を書いた人: サエッキー
東南アジアを中心に活動中。経験した事の備忘録です。
見やすい記事を目指します。
(´・ω・`)

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