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サエッキー

アジア 行ったり来たり備忘録 ('ω') 

支える人の支えはありますか

2019年06月16日
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福祉という制度

こんにちは。サエッキーです。

最近、
蓮シングルマザー(@cocolotus_net)さん(以下「蓮さん」と略)のブログを読んで、子育て中のお母さんは只でさえ忙しいだろうにブログで結果を出してて、僕は背筋を正される思いがしてます。

というか、いろいろ蓮さんのブログ、面白いです。

分かりやすいし、楽しいし、ハッキリ言って僕、隠れファンです。

こちらのブログで、夫のDVによる被害から離婚した蓮さんが、配偶者暴力相談支援センターについて紹介しています。

配偶者暴力相談支援センターってどこ?夫や妻のDV相談先への連絡方法は?

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そのセンターの対応が良かったというので安心しました。


この蓮さんのブログに福祉事務所への連絡先が載っていました。

福祉事務所は児童相談所と併設されているところも多いと聞くので、厳しい環境だと予想されます。


福祉をかじった事のある身としては、ちょっと書いとこうと思いました。

福祉事務所の相談員って、1人あたり80世帯以上の家庭を担当してるって、知ってる?

他にも福祉事務所の相談員は、公務員の方がやっていて、特別福祉を学んで来た方ではないんです。
(福祉の資格をとってから、公務員試験を受ける人はいます。)

なんで?

そう思ったあなたへ、知っている範囲で書きました。

⚠ちょっと厳しめの話なので、読んでて疲れたら、即離脱して下さいね。



福祉事務所の職員さん

僕は老人福祉施設の相談員をしていた時に、少し福祉事務所の相談員さんに会った事がある程度しか知りません。

そこで参考にしたのは、こちらの本です。
(ケースワーカーをしようと思っている方にお勧めです。)

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プロケースワーカー100の心得―福祉事務所・生活保護担当員の現場でしたたかに生き抜く法←感想・レビューのリンク。

[増補版]プロケースワーカー100の心得―福祉事務所・生活保護担当員の現場でしたたかに生き抜く法


こちらはケアマネジャーの制度が出来る(2000年)以前の本なので、情報が古すぎるのは間違いありません。

けれど、日本の福祉事務所で働くケースワーカーは、この著者が言うように今でも公務員になって福祉の勉強をした事がない『ズブの素人(気に触った方、すみません。文中そのままの表現です。)』さんが頑張っています。

福祉事務所の職員は、そもそも公務員として働いており、今現在は福祉事務所の仕事をしていても、2年もすれば福祉と関係ない別の部署へ回されます。

公務員さんは、そういった部署を回されて仕事をするみたいです。

代わりに業務を行なう相談員には、また別の公務員の方が来ます。

つまり、スタッフの能力開発的に、非常に効率の悪いシステムで、しかも1人のスタッフが80世帯以上もの家庭を担当しなければいけません。


ホント、ブラック過ぎる状況で、この20年が過ぎました。
(違う意見の方が見えれば、お気軽にコメント下さい。正直、僕は今、福祉の最前線にいません。専らネットの知識です…。)

こうした本が2000年以前に書かれて、福祉事務所のケースワーカーが忙しい事がハッキリしているにも関わらず、およそ20年間、国はその対策として予算を注ぎ込む事をしていません。

少なくとも、社会保障費から福祉事務所の予算を上げる方針を明文化されている文書を、僕の知る限りで見た事がありません。
(あったらごめんなさいね。)

僕は、介護福祉士や社会福祉士の資格を勉強しましたが、日本の福祉の歴史を勉強してウンザリしてました。

戦後の福祉に対する方針は良かったと思います。

・戦争による傷痍軍人
 →障害者福祉
・シングルマザーの女性
 →寡婦控除などの福祉
・親のいない孤児
 →児童福祉
といったような施策が取られて戦後の復興を支えて来ました。

ところが、もはや戦後ではない、と言われるようになると、福祉の必要性が軽視され始めます。

老人福祉の対策プランだったゴールドプランはコールドプランと呼ばれるお粗末な物でした。

介護保険制度も制度改革と言われつつ、方針がコロコロと変わる場当たり的な物ばかり。

日本という国は福祉国家といいつつも、福祉を軽視する国家に見えます。

昨今、ただでさえ大学に注がれる予算が削られているといいますが、福祉関係の人材が6大学など、主要な大学に設置される事もなく現在に至ります。

人材を育てる環境がなければ、根本的な対策も出て来ません。

最近では、児童相談所の対応がマスコミで叩かれて、業務がクレーム対応に忙殺されて、助けないといけない子ども達への援助が出来ないというTwitterを見ます。



これ、福祉の現場的にヤバイと思います。
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仕事にならない。

これで守れたかもしれない命が守れなかったら、精神的なダメージが大きすぎる。

割れたハートは、誰のダメージ?
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ともかく、政府は福祉に力を入れようとしていません。

ここで大事なのは、福祉で人を支える立場の機関が、支える事が厳しいまま業務に忙殺されている事を改めなければ、変わらない事です。

飛行機事故が起きて、酸素マスクが現れた時に、まず子どもを助ける母親が酸素マスクを付けて自分の安全を確保しなければ、子どもを助けられません。

それと同じで、支える人の環境が悪ければ、支えられるものも支えられません。

支える人の支えがなければ、終わりです。

福祉事務所は、福祉六法と呼ばれる法律が定める福祉全般の業務を行なう総合機関です。

ですが、人件費も投入出来ずに業務が膨らむばかりでは、出来る事に限界があるのは火を見るより明らかです。



放ったらかすと悪化する



最近の日本では女性がレイプされた事件でも、裁判所の判決で『女性が抵抗していなかったから』レイプではなかった、みたいな判決がありました。

日本の司法が、おかしくなっている印象です。

その分、日本はどんどん女性や弱者に厳しい社会になっているんじゃないでしょうか。

蓮さんは、周囲の方に相談して、運良く状況が好転したみたいですが、このまま声を上げないと、事態は悪化するばかりでしょう。
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こうした事は、地元の新聞で1行でも取り上げられたりすれば、変わる事も有り得るでしょうが、何もしなければ何も起こらない事は間違いないです。

僕は弱い立場に立つ人間だと自覚しているので、ちょっと書いてみました。

ここまで読んで下さった皆さん、お疲れさまです。ありがとうございました。
(^^ゞ


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サエッキー
この記事を書いた人: サエッキー
東南アジアを中心に活動中。経験した事の備忘録です。
見やすい記事を目指します。
(´・ω・`)

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